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ブックレビュー(ノウハウ) ☆3つ



ポケット成功術
この本も私が営業の仕事をしていたときに、巡り合った本です。この時は同じ営業の同僚から 薦められました。私の感性が同じなのかその同僚の薦める本は、私の感性にフィットする本が 多いので、素直に読むことにしました。
実際本屋で手にとって見ると、その本は薄く小さい。ページをぺらぺらめくると文章は少なく イラストが多い。「すぐに読み終わるな」と思いました。

タイトルどおり、常日頃からポケットに入れておける、すぐに読み返せるような本です。
しかし、文章はシンプルで短いのですが、要点をおさえているので勉強になることが多かった です。著者が今まで歩んできた中で、成功するために持っておくといい考え方やプラスになる 癖などがポツリポツリと落ちているといった印象で、それを1つ1つ拾って(読んで)いく中で 自分もその考え方を取り入れられます。
1日もあれば全て読むことができ、持ち運びしやすいので常に携帯しておくと良いでしょう。

著者の性格が現れているのか、全体的にほんわかした雰囲気が伝わってきます。

人は認められた時に力を発揮する。スポットライトを周りの人に当てていく人になること! 周りをプロデュースできる人になっていくことが大切
山ア 拓巳

クレーム対応のすべてがわかる本
私は仕事柄お客様と対面することが多いです。直接対面することもありましたし、電話で 対応するときもあります。ですからお客様から要望やクレームをいただく機会もあります。 またお客様もいろいろなタイプがあることに気づきます。(営業やコールセンターなどで 働いてる方は特にお分かりだと思います。)
クレームに関してはこちらのミスによるクレーム、筋の通っていないクレーム、静かに 、しかし鋭く攻撃するお客様、とにかく怒鳴り散らす(わめき散らす)お客様と多種にわたり ます。

こういう場面に接すると、とかくこちらも感情が高ぶるものです。私も口には出さないものの 心の中は煮え立っているときがよくありました。なぜクレームが起こるのか、また発生した クレームはどうやって解決するのか全く知りませんでした。しかし、仕事柄クレームが無く なることはありえないと思い、「ではクレームが起こったときの解決方法を身につけよう」と 本屋に立ち寄ったときに見つけたのがこの本です。

内容はクレームが発生したときにどのような姿勢/態度/気持ちで対応するかについて かかれています。また最近ではメールによるやり取りが当たり前になっており、メールで クレームを解決する方法にも触れられております。
世の中には同じクレーム対応について書かれた書籍が多数ありますが、この本は比較的 易しい文章で書かれており、読みやすいと思います。

私が「ははぁ〜」と目から鱗だったのが、クレーマーのタイプ毎の特徴をあげ、それぞれの 対応策が違うということでした。あるクレームに対して解決できた方法が違うタイプの クレーマーでは全く役に立ちません。(これは私が実体験済みです。)
また、クレームというのは受けた人は「あぁ〜クレームだ」と厄介者扱いしてしまいますが、 この考え方自体も大きく変わりました。恐らくこの気持ちの持ち方がクレーム対処の最も 基本的なことではないかと思いました。

この本を読んでからはクレームに対し、ネガティブなイメージが消え、ポジティブに受けとめ ることができるようになりました。これで自分はレベルアップでき、1つ苦手なものを克服 できたと感じています。感謝!

クレームは決してイヤなものではない。消費者のリクエストや本音がクレームには含まれて いるから。クレームは企業が発展する為のビジネスチャンスである
古谷 治子