ロゴ 読書のススメ ブックレビュー一覧表 トップに戻る

ブックレビュー(ノウハウ) ☆2つ




決定版!Dr.コパの大金持ち風水術
風水でテレビや雑誌、書籍も多く出版されているDr.コパこと小林 祥晃さんの著書です。皆さんも一度はその名前を 聴いたことがあるかと思います。

内容は、この本のタイトルの通り、主にお金が自分にめぐってくるために家の中にあるもの、置いてある家具について 風水的にどうであるか、どうすべきかが解説されております。 たとえば玄関では以下のものがあります。
・余計な物がなく、すっきり広い
・花が飾ってある
・明るい
・いい香りがする
・マットやスリッパに高級感がある

私はこの本に書かれている通りにすべてをするつもりはありません。しかし、例えば、玄関のスリッパを購入する際に、 このことを知っているか否かでどちらを選んだほうがよいか判断することができるようになると考えています。
玄関の他、キッチン、寝室など詳しく例があげられております。
また、赤、白、黄、黒などそれぞれの色に対する風水的な意味や効果などについても述べられております。

私は近々引越しをする予定ですが、その際には参考にしようと考えています。もし今後引越しをされる方が いらっしゃるならその前に一つ風水の知識を得ておくのもよいかと思います

家の綺麗さとお金持ち度は比例する
小林 祥晃

人を動かすのがうまい人、へたな人
ご存知の方も多いと思いますが、何冊もの著書がある樺 旦純(かんば わたる)さんが著者です。
このホームページでも他に「トリックの心理学」という著書を紹介しています。 私は元々心理学に興味があったので購入したのですが、いろいろな書籍を読むうちに心理学に対する感じ方が変わってきました。 心理学を使って人を動かすことは、その時その時の場面では有効ですが、相手を本当に納得させることとイコールではないと 思います。本当に相手を動かすためには一人の人間として信頼される必要があると思います。

しかし、営業職の方など、初対面もしくは数回あっただけの相手に対し、相手を動かす必要がある場合には、有効な手段です。 営業のテクニックとして読むには価値があると思います。

本の内容には、心理学テクニックとして有名な
小さなイエスを積み重ね大きなイエスに
最初にわざと大きな難題を持ち掛けてみる。断られたら譲歩する姿勢を見せ、本来の要請をもちかける
などが紹介されています。これらは営業職の方は知っておいて損はないでしょう。

また、会社の上司・部下の関係を円滑に進めるための
部下から嫌われるのを恐れて叱らない上司は部下から評価されない
人は期待通りの人間になろうとする。だから褒めれば向上する
などのように日々の業務でも使えるテクニックが紹介されています。

小手先のテクニックと思われますが、やはり知っていたほうが自分の知恵となり、どこかで自分を助けてくれることも あると思います。また心理学に興味がある人には大変面白く読み進めることができる1冊です。

相手があなたを軽んじるのは、あなたが自分を軽んじている時
樺 旦純

トリックの心理学
この本は丁度私が営業の仕事をしていたときに購入した本です。営業の仕事というのは 人対人の駆け引きであります。いかに相手に購買意欲を持たせるか、さらに突っ込んで 言えば、最初は買う気が無い相手に買おうと思わせるかが何より大事だと思っています。 その次に大事なのが商品です。
いくら良い商品でも購買意欲を持たせられないと結果はついてきません。逆に商品自体は 他の同類に比べて目新しいことが無くても営業次第で購入していただくことができます。

まだ営業を始めたばかりの頃、私は営業の師匠から心理学を知識として勉強するように アドバイスを頂き、この本にめぐり合ったのだと記憶してます。

さて、本の内容は営業している時や、何人かで集まって決め事をしている時など実際の日常 生活で遭遇する場面において、物事を自分の思い通りに進める心理学的テクニックについて 記載されています。
実際にありうるケースでのテクニックなので読みやすく、頭にも入りやすいと感じました。

この本で述べられているテクニックはどれも簡単で、自分の記憶に残っていれば、実際にすぐ 試せるものばかりです。インターネットやメール等広く使われるようになって久しいですが、 最終的には人間同士の対話が必要です。
こういった細かい知識を知っておくのと、知らないでおくでは結果は違ってくると思います。 私は本を読むきっかけが仕事でしたが、営業職以外の方でも、人間関係をスムーズに進める ため、あるいは営業の心理作戦を見破るために読んでみるのはいかがでしょうか。

人は自分に対して好意を持ってくれる人には好意を持つようになる
樺 旦純

あなたの視力は必ず回復する!―驚くべき新方式!
私は中学生の頃から近視になり、現在までメガネやコンタクトをして生活しています。一度 目が悪くなると元の視力に戻すことは不可能だと聞かされてきました。これ以上悪くしないよう にするしかないと・・・

現在は技術が進歩して眼球の手術で裸眼の視力を取り戻している方もいます。しかしできれば 手術はしたくない。お金もかかるし、失敗も怖い。そんな時「へ〜、ほんとかなぁ。」という 気持ちで購入した本がこれです。

本の構成は前半が説明、後半が視力回復のエクササイズとなっています。前半の説明では視力 とは複数の能力(静止視力、動体視力、眼球を動かす能力、物体までの距離を性格に測る 能力、イメージング力、目と手の共同運動等など)から成り立っており、それぞれが低下した ときに体に現れる症状(集中力減退、眼筋疲労等)の説明しております。後半ではこれらの 能力別エクササイズを紹介しています。エクササイズの量は充実していますが(大量にあります) 、低下している能力別に分かれているので自分に必要なエクササイズがすぐに見つかります 。
エクササイズ自体難しいものはありません。本のタイトルどおりそのエクササイズは今まで 私が聞いたことの無い手法ばかりでした。

著者は自身で視力回復のクリニックを経営されており、そこでの実績もあり信用がおけると 思いました。
ただ、後半のエクササイズが大量にあるので、読破しきれずあきらめてしまう前に、前半部分で 自分に必要な能力(静止視力や動体視力 等)を見極め、必要なエクササイズだけ取り入れたほうがいいのではないかと思います。

OLまりえの超ー節約術!!―1年後には150万!スーパー貯めワザマニュアル
節約術は世の中にはテレビや雑誌・書籍で数多く特集出版されております。私はあまりに数が 多すぎて逆にあまり読んだり、節約を特集したテレビ等もあまり見たことはありませんでした。
この本を最見たた時は「ふ〜ん」という感じだったのですが、知人の強烈な推薦とその本の イラストの多さ(4コマ漫画もあります)や字の大きさ(最初子供 向けの本と間違いました)に惹かれ、読むことにしました。

著者の白石まりえさんはこの本を執筆したときは20代で、当時の私と同じ年代でした。 文章も堅苦しくなくまるで友達と話しているようで、2日ほどで一気に読みました。

内容は「家計簿をつけてみる」という基本から「給料が入ったらまずは預金分を隔離する」 という私にとって目から鱗となる教えもありました。給料の残った分を預金するというのでは 貯まりにくいということです。また、筆者はアフィリエイトで 別の収入も持って おり単なる節約という枠を越え、お金の作り出し方まで触れられております。これは特に重要な ことであると思います。節約の目的はお金の無駄を省く、つまりお金を貯めることにあります。 小さな節約をコツコツと行うのも必要ですが、節約だけにとらわれていない考えが非常に 勉強になりました。読むと自分も何か行動したくなる本です。

残ったら預金しようじゃ貯まらない。給料が出たら預金分を隔離する
白石 まりえ