いつも「いいこと」が起きる人の習慣 |
この本は2、3年ほど前に購入したきり読んでいなかった本でした。タイトルに惹かれて購入した1冊です。 著者のトマス・レナードはアメリカでコーチ専門の教育機関コーチ大学の創設者です。それだけに、文中で紹介されている 習慣は尤(もっと)もだと思われることもあります。例えば ・人に「得をした」と思わせると、自分にも「得」が回ってくる ・自分を低く見積もる人を、世間が高く買うはずがない などです。 しかし、本の書き方の問題なのか、1つの習慣を頭で理解する、納得する前に次の習慣に移ってしまうため、それぞれの 習慣について消化不良となってしまいます。1つ1つの習慣に対し、説明や実例をあげていますが、前後の習慣に対して あまり連続性がなく、単発の説明になっています。その説明も、文章は十分でないため、深い理解に結びつきません。 ですから、紹介されている習慣も頭に残るものはあまりありませんでした。著者の実績から判断するともっと心に 残る名言や実例があってもいいと思いました。残念です。 ただ、ためになる習慣をピックアップされている本を希望されている方は、読んでみてもいいかもしれません。 〜自分の「したいこと・本音」をはっきり言った方が「いい結果」が出る〜 |