| ウイダ−・フィットネス・バイブル フィットネス指導デザイン・マニュアル |
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この本は某フィットネスクラブでスタッフとして半年程働いていた時、人間の体、栄養学、トレーニングについての教材として
使われておりました。フィットネスクラブの現場スタッフの教材になるくらいなので、内容は専門的です。その専門さゆえに、
読む人は限定されます。またページ数も多いため一般の方が読むことは少ないでしょう。ただこれからフィットネス、
体育学の世界に入っていきたい人には入門書としてよいと思います。 また、日ごろトレーニングされている方や、自己流のトレーニングに限界を感じている方にもためになります。研究による 裏づけの取れた効率よいトレーニング方法や栄養学に基づいたトレーニングについてもやさしく解説されているからです。 また、健康的に痩せるダイエットについても詳しく触れられております。人間は体を休めている時は副交感神経が働き、 食欲が増す習性があることを知っていれば、トレーニングをすることで余計な食欲を抑制することもできるのです。実際、 トレーニング後は体を動かし、空腹になるはずですが、あまり食欲はありません。それより何も体を動かさなかった日のほうが 食べたくなるのです。 この本のコンセプトは健康的に人生を送っていくにはどうすべきかという視点に立っています。今健康ブームでどの食材が ○○に効く、○○を使って××をスリムにするなど巷では様々な情報が飛び交っています。私はこれらの情報を取り入れていく 必要があると思いますが、人間の体や栄養学のことをもっと知ることが一番の健康の秘訣だと思います。 〜目の前にある食べ物がもし、なかったらなにがなんでもそれを探して食べたいか考える〜 森谷 敏夫/有賀 雅史 |